不規則な生活習慣

便秘には、生活習慣によるものと病気によるものの2種類があります。生活習慣によって起きるのが、一般的に常習性便秘と呼ばれるものです。

常習性便秘の原因に決まったものはありません。食事や生活習慣など複数の要因が関係しています。そのため、原因をひとつひとつ、潰していくしか改善方法は無いといってもいいでしょう。

最初から下剤が必要なほどひどい便秘になる人はいません。まずは軽い便秘になり、さまざまな要因でそれが治らなくなったために重症化していきます。そうならないうちに、早めに対処するのが大切です。

食生活も大きな原因

悪化させる要因として最も考えられる要素は、不規則な生活習慣です。特に食事の面で、朝食を食べない、夜遅く夜食を食べるといった生活は、腸にとって非常に負担になります。便となる材料が入ってくる時に入ってこなくて、腸が休んでいたい時に働かせていては、正常な働きもできません。

夜遅くまで起きているからお腹が空く。だから夜食を食べる。夜食を食べるから朝ごはんが食べられない。こうした悪循環が頑固な便秘体質を生むのです。

現代人の食生活は、外食や加工食品が多く、栄養のバランスが悪くなりがちです。栄養のバランスに気を遣っている人でも、加工食品や加熱調理によって、食物繊維やミネラルの量が素材本来の含有量より減っていて、思ったように摂れないことがほとんどです。そのせいで、腸内環境が悪化してしまい、便が固くなり便秘がちになる傾向があります。

自律神経の乱れも原因

昼夜逆転の生活をしていると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまいます。そうすると自律神経も乱れてしまい、この自律神経と密接に関係する腸の働きも悪くなってしまいます。

人間には体内時計というものがあるので、食べる時間、寝る時間、起きる時間をできるだけ決まった時間にするようにしましょう。