腸を支える組織の筋力が減ると便秘の原因になります

年齢を追うごとに便秘は急増します。新陳代謝が弱まることもありますが、運動不足になると特に便秘になりやすくなります。食べたいものをお腹いっぱい食べて、あとはゴロゴロしているといった生活をしていたら、胃や腸は活発に働きません。

また、大腸は、筋肉や靭帯、腹膜などに支えられています。大腸が働きやすい環境を作るには、これらの組織の支える力を運動によって強化する必要があります。特に大腸の働きと関係が深いのは、お腹の前面に張り付いている「腹筋」です。その他にも背中側にある「大腰筋」も関係しています。

腹筋を鍛えることで、排便時に腹圧をかけて、便の送り出しをスムーズにする働きを強めます。大腰筋は、背骨と骨盤を結ぶ大腸の背中側にある筋肉です。この大腰筋を動かすことは、腸に適度な刺激をあたえ、蠕動運動を促します。

筋力は年齢とともに低下しますが、それをそのまま見過ごしていては、どんどん低下していきます。どこかで歯止めをかけなければなりません。筋肉を太く、強くすることは腸の働きにとっても、もちろん有用ですが、見た目の美しさも同時に得ることができます。

筋肉の量が増えると、引き締まった印象の身体になり、筋肉量が増えるとそれを維持するためにより多くのエネルギーを消費することになり「太りにくい身体」を作ることになります。また、適度な運動はストレス解消にもなり、自律神経の働きを整えるためにも役立ちます。