ストレスが大きな原因となる 痙攣(けいれん)性便秘

慢性の便秘にはいくつか種類があります。その中でも症状が最も苦しく、生活に支障をきたす便秘に痙攣(けいれん)性便秘があります。主な原因としては、精神的なストレスが大きいとされています。
痙攣性便秘は、腸が痙攣を起こしてしまうために、腸の中を便が正常に通らなくなってしまい、便が詰まってしまうものです。多くの場合強烈な腹痛を伴い、トイレに駆け込んでも、便意はあるのに、便が出てこなくて冷汗ばかり出てくるというものです。

ストレスによって、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、自律神経の働きが乱れてしまうのが原因だといわれています。ストレスは特に胃腸に影響を及ぼします。ストレスで胃が痛くなったとか、下痢になったような経験を持つ人も多いのではないでしょうか。

痙攣性便秘を予防・解消するためには

まずは原因となるストレスを取り除くか、それができなければストレスを解消する方法を見つけましょう。ストレスを貯めない環境も大切なので、睡眠不足や不規則な生活を改善して、適度な運動や半身浴などで体の免疫機能を高めましょう。できるだけストレス解消を心がけ、心身共にリラックスした状態を保つことが効果的です。

よく便秘の時には、腸に刺激を与えた方がいいと、朝冷たい水を飲んだりしますが、痙攣性便秘の場合はこうした刺激は避けた方がいいです。腸の蠕動運動を正常に戻すためにも、腸に刺激のあるものは摂らないことが大切です。

消化の悪いものや冷たいもの、香辛料やアルコール類などは避けましょう。また、便が出ないからといって、下剤や浣腸、便秘薬などもできるだけ避けた方がいいようです。